注文住宅建築では設計プランの交渉に気をつけなければいけない

一般的に住宅会社の営業マンはノルマに追われており、出来るだけ早く契約を取ろうとして、あの手この手で客に迫ってきます。その一つに設計プランの交渉中に次のようなことを言うことがあります。それは「間取りについては設計後にしっくり時間をかけて検討しましょう」というものです。でもこれを親切な提案と思ってはいけません。これは間取りプランで施主と折り合いがつかない場合に営業マンがよく口に出すセリフなのです。でもこの提案を呑んでしまうと、その時点で図面が完成してしまうため、その後間取りを変えると予算が上がってしまうのです。設計プランの交渉ではこうしたケースが珍しくないことをよく覚えておく必要があります。

標準仕様という言葉に騙されてはいけない

また営業マンがよく使う用語に「標準仕様」というものがあります。例えば「フローリングは標準仕様でお見積もりしています」とか、「バスルームは当社オリジナルの標準仕様になっています」というふうにです。これを聞いた施主は「標準なら悪いものではないだろう」と思うのが普通ですが、実際にはそうとも限らず、とんだ安物であったりすることが往々にしてあるのです。したがって営業マンが標準仕様というときは,写真だけで確認するのではなく、実物のサンプルを見せてもらわなければなりません。こうしておかなければ、契約後に標準仕様からグレードの高い物に変更すると、余計な予算がかかるからです。