ハウスメーカー営業マンの値引き話に乗ると後が怖い

ハウスメーカーの営業マンはとにかく契約をせかします。そのために手を変え品を変えいろいろなセールストークを使ってきます。その手のトークで多いのが値引きに関するものではないでしょうか。例えば「今がチャンスです。10月まではキャンペーン期間ですから、いまご契約いただくと、通常より150万値引きいたします」とか「当社の3月決算で分かったのですが、今期は業績が絶好調でしたので、その利益をお客様に還元するために、今月中にご契約いただくお客様は200万円の値引きをさせていただくことになりました」などということを、シャーシャーと話すのです。このようにいかにももっともらしい口実をつけて値引き話を持ちかけて客に契約の決断を迫るのは営業マンの常套手段です。しかしこれを鵜呑みにして契約してしまうと、その後すべての面で営業マンペースで進められ、ユーザーにとって不利になる条件を呑まされることが多くなるのです。ましてや値引きのために手抜き工事がやられたのではたまったものではありません。

ハウスメーカーの見積もりは値引きを見込んで作られている

ハウスメーカーの営業マンは値引きを条件に契約を迫ることは珍しくありません、しかしこれは本当に身を切っての値引きなのでしょうか。実はそうでない場合が多く、最初から値引きを想定していて、最初の見積もりは値引き額を計算して作られていることが多いのです。この場合、比較的調整がしやすい販売管理費を使って値引き分を相殺することが多いのです。また本体工事費の値引きの場合でも、後から付帯工事費を増額して、それで値引き分を調整したりしますから、結果としては当初予算より10%ぐらいオーバーすることはざらにあります。注文住宅建築の交渉で最も気をつけなければいけない点の一つが、営業マンの値引き話なのです。