注文住宅の建築では、絶対に譲れない最低ラインを決めておく

注文住宅の建築に際して、理想の条件を並べ立てればきりがありません。やれ、土地の値段がが安いところとか、やれ、南向きでないと駄目だとか、あるいや家の形は真四角であって欲しい、とかというふうに、理想は山ほど出てきます。しかしこうした理想がすべてかなうことは実際には難しく、何らかの点では妥協や譲歩をしなければならない場合がしばしばあるのではないでしょうか。したがってこうした現実を踏まえて、何もかも望むのではなく、これだけは譲れないという「最低ライン」を決めておくことをおすすめします。例えば予算内で理想的な土地が見つからないと分かったときなどには、何を優先させて、何を諦めるかをあらかじめ決めておかないと、幾らたくさんの土地を見ても、いつまでも迷い続けて決断がつかなくなるのです。

デメリットがある土地でも有効に使う手立てはある

土地選びでは何を捨てて何を残すかという優先順位を決めておけばたとえデメリットがある土地でも、それを好条件に変える方法を思い浮かべることもできるのです。例えば「路地状敷地」とも呼ばれる狭い道路の奥のほうにある土地ですが、この土地を子どもの安全の視点から見た場合には、「子どもが交通事故にあう確率が少なく安全な土地である」ということになり、むしろメリットとも考えることができるのです。これで分かるとうり、デメリットをメリットに変えられるケースは多いと思われますから、あらかじめ悪条件と思われる項目を書き出しておき、それらをメリットに変えられるかどうかを検討しておくといいのではないでしょうか。なお、土地を見るときは次の点にも注意しましょう。①隣との境界線がはっきりしているか。②隣の家からこちら側に物や気などがはみ出して侵入していないか。③敷地の上を電線が通っていないか。